記号(括弧、句点、スペースなど)の表記
括弧や句点、スペースの使い方などを定義しています。
「!」と「?」は単独で使う場合は全角、ペアで使う場合は半角で表記する
説明
「!」「?」「!?」「!!」という単位で1文字に相当するため、「!」「?」は全角で表記し、「!?」「!!」は半角で表記します。
見出しでは句点(。)を省略する
説明
見出し(Heading)では、「。」は省略します。
同様に、例を示した場合の、名詞や「など」の後ろでは句点はつけません。
UIテキストでは、それぞれのコンポーネントごとのルールを参照してください。
議事録
https://kufuinc.slack.com/archives/CJX59GJFR/p1605150202129600
箇条書きの場合の句点(。)の使い分け
説明
単語を箇条書きにする場合は、「。」を省略します。
文章を箇条書きにする場合は、「。」をつけます。
議事録
https://kufuinc.slack.com/archives/CJX59GJFR/p1691645627079309
複数の語句を列挙する場合の、読点(、)とナカグロ(・)の使い分け
説明
列挙の順序に意味があるときは、「、」を使用します。
順序を入れ替えても構わないときは、「・」を使用します。
使い分け例
信号は青、黄、赤の順に点灯する。
信号には青・黄・赤の三色がある。
具体例
被保険者整理番号、マイナンバー、基礎年金番号のいずれかが必要です。
※上記は、CSV形式の算定基礎届を取り込んだ際のエラーメッセージ。CSVの項目(列)を入れ替えできないので「、」を使用。
出典
数学文章作法 基礎編の「2.4語句」
数字と英単語の前後に半角スペースを挿入しない
説明
和欧混植の文章内の英単語と、数字の前後には半角スペースは入れずに詰めましょう。
例
OK:PDFファイルをアップロード
NG:PDF ファイルをアップロード
OK:2020年の年末調整
NG:2020 年の年末調整
記述記号は全角を使用し、前後にスペースは入れない
説明
記述記号は基本的に全角を使用し記号の前後にスペースは挿入しません。英数字とあわせて表記する場合のみ半角を使用します。
記述記号とは、以下を指します。
- 区切り符
・
(中点、ナカグロ)、|
(バーティカルバー、パイプ)、:
(コロン)、/
(スラッシュ) - 句読点
、
(読点)、。
(句点) - 括弧類
( )
、「 」
、[ ]
、【 】
- つなぎ符
―
(ダッシュ)、…
(三点リーダー)、〜
(波線) ?
(疑問符)、!
(感嘆符)
例外として、数値の3桁ごとに使用するカンマ( , )、階層構造を表す際の区切り符( / ,>)、変数を表す波括弧({ })は半角を使用します。
議事録
https://kufuinc.slack.com/archives/CJX59GJFR/p1643955700509219
括弧類は「 」、[ ]、【 】、( )を使用する
説明
文章における強調は鉤括弧「 」
もしくは隅付き括弧【 】
を使用し、引用符“ ”
や二重かぎ括弧 『 』
は使用しません。
補足は丸括弧( )
を使用します。丸括弧に限り、全文英語のプレスリリースやWovnでの翻訳結果で半角( )
を使用します。
括弧「 」、[ ]、【 】の使い分け
説明
アプリケーション上での括弧の使い分けは以下です。
ヘルプページやリリースノートも準じます。
鉤括弧「 」
- ファイル名を示すのに用います。
- フォームなどにユーザーが入力する文字列や値を示すのに用います。
- 例:
「1000」と入力します。
- 例:
- 文や単語を強調したいときに用います。
- 例:
スキル管理機能には、「機能管理者」、「業務担当者」の2種類の管理者権限があります。
- 例:
- 地の文と区別したい文や単語に用います。
- 例:
データを更新して、SmartHR基本機能と同じ状態にすることを「データを同期する」と言います。
- 例:
角括弧[ ]
- 設定項目名、タブ名、操作ボタン名、選択肢などに用います。なお、画面名には
[ ]
をつけません。- 例:
パスワードを入力して[登録する]を押します。
- 例:
マイナンバー管理画面に移動します。
- 例:
隅付き括弧【 】
- ユーザーが独自に命名するオブジェクト名に用います。
- 例:
【2023年上期評価】を削除します。
- 例:
議事録
https://kufuinc.slack.com/archives/CJX59GJFR/p1695364655322429
三点リーダー(…)は1つでOK
説明
紙の場合、「…」を使用する場合は、2つで1セットとするのが通例とされていますが、ウェブなのであまり気にせず1つに統一とします。
変数は{ }を使用する
説明
環境や設定によって値が変わる変数は、{ }
を使用します。
記述記号は全角を使用しますが、例外として、{ }
は半角を使用します。
例
{会社名}、{サブドメイン}.smarthr.jp
議事録
https://kufuinc.slack.com/archives/CJX59GJFR/p1664497034945159
例を示すときには、コロン(:)を使用する
説明
ヒントメッセージなどで、例を示すときには「( )」ではなく、「:」を使いましょう。
括弧類は、左右を組み合わせて(両括弧)の使用が基本的な用法。右側のみ(片括弧)で使うことも間違いではないものの、学術論文や大学のレポートなどでの使用なので、SmartHRのヒントメッセージなどでは、両括弧を推奨とします。
また、例:
と(例)
で比較すると、コロンを使用した方が少ない文字数に収められるので、「:」を使うことにしました。
例
OK:例:hogehoge
NG:(例)hogehoge、例)hogehoge、例: hogehoge