リリースノートの基本的な考え方
機能追加や不具合修正の内容など、アプリケーションのアップデートの詳細をユーザーに伝えるため、リリースノートを公開します。
リリースノートを公開する目的
私たちは、以下の考えからリリースノートを公開してアップデートの詳細を伝えます。
改善であっても、ユーザーに負荷を与えるという視点を忘れない
より使いやすくするための変更であっても、ユーザーにとってはこれまでと同じ使い方ができない場合もあります。見慣れないUIに戸惑う可能性もあります。
アプリケーションに慣れてきた頃に、「また使い方を覚えなくてはいけない」と負担に感じるユーザーがいることを忘れないようにします。
変更の意図を明確にし、新しい使い方を学習するユーザーの心理的負担を軽減したい
「なぜ変更したのか」「どのように便利になるのか」「どう使うための変更なのか」など、開発者の意図を伝えることで、アップデートの必要性や意義をユーザーが受け止めやすくなるようにします。
アップデート内容をオープンにし続け、信頼につなげたい
より使いやすくするための変更だという意図の説明は、ユーザーの納得感を得るために必要です。その積み重ねは、アプリケーションを長く使い続けてもらうことにつながると考えます。
リリースノートの掲載基準
原則、ユーザーに影響のあるリリースはすべてリリースノートに掲載します。ユーザー向けに公開しているリリースノートは、アップデート内容をオープンにし続け、信頼につなげるための積み重ねの1つだからです。
リリースノートのカテゴリ
アップデートの種類ごとに、下記の6つのカテゴリに分類します。
1. 新機能
- 新しく追加した機能のためのカテゴリです。
2. 改善
- 既存機能における、使い勝手の向上を目的としたアップデートのためのカテゴリです。
- UIの変更や、データ処理の高速化などが含まれます。
3. アクセシビリティ向上
- アクセシビリティ向上につながる対応のためのカテゴリです。
- どの変更が該当するかは、下記を参考にしてください。
4. 不具合修正
- 不具合修正のためのカテゴリです。
5. 廃止した機能
- 使えなくなった機能のためのカテゴリです。
6. その他の変更
- 新機能・改善・アクセシビリティ向上・不具合修正・廃止した機能、これらのどのカテゴリにも当てはまらない場合に使用するカテゴリです。
- どのようなアップデートが該当するかは、過去のリリースノートを参考にしてください。