削除ダイアログ
データ の消去に関連する操作をしたときに表示するアクションダイアログを定義します。
基本的な考え方
ユーザーが削除ボタンを押した際に、ユーザーが意図的に削除をしようとしているかを確認するために表示します。 削除に伴い操作対象としているオブジェクト以外にも変更の影響がある場合には、ユーザーがその影響範囲も理解したうえで削除を判断できるような情報も必ず伝えます。
ライティング
ユーザーに対して、データを永久に消去するなどの破壊的なアクションであることを明確に伝える表現を用います。
構成
ダイアログ内の文言は、以下の要素で構成されています。
- タイトル
- 本文
- アクションボタン
1. タイトル
他のアクションダイアログと異なり、疑問形とします。
{オブジェクト名}を削除しますか?
2. 本文
本文は、3つのセクションから構成されています。
A. 削除対象の提示
可能な限り、対象オブジェクトのインスタンス名を表示したうえで、本文にも「削除します」という表現を用いて、注意を促します。
【{オブジェクトのインスタンス名}】を削除します。
- インスタンス名を明示しない場合は、
選択した{オブジェクト名}を削除します。
として構いません。 - オブジェクト詳細画面で削除ボタンを押すなど自明な場合は、
この{オブジェクト名}を削除します。
として構いません。
B. 影響範囲の提示
対象オブジェクトの削除に伴う影響がある場合は、以下の文言を追加します。
どのような影響があるか | 追加する文言 |
---|---|
マスターデータやカスタム項目などの削除に伴い、SmartHR内のデータも失われる場合 | {関連するオブジェクト名など}に登録されているデータも削除されます。 |
上位オブジェクトの削除に伴い、下位オブジェクトも失われる場合 | {選択したオブジェクトのインスタンス名}に含まれる{オブジェクト名}も削除されます。 |
完全削除される場合 | 削除した{オブジェクト名}は元に戻せません。 |
C. 操作の再確認
Bを追加した場合は、段落を分けて{オブジェクト名}を削除しますか?
と再度確認を促します。
3. アクションボタン
操作を確定する場合はDangerボタンを使用し、テキストは削除
とします。
操作を取り消すボタンのテキストは、キャンセル
とします。
ライティングパターン
類似する種類
「取り消し」操作時の確認ダイアログ
Dangerボタンを使用する操作ダイアログには、削除ダイアログ以外に「取り消しダイアログ」があります。
取り消しダイアログも、削除ダイアログをアレンジして類似のライティングパターンを適用します。