MultiComboBox
選択肢の中から複数の値を選択するコンポーネントです。テキスト入力によって選択肢を絞り込んだり、選択肢に新たな値を追加できます。
使用上の注意
ユースケースに応じてコンポーネントを使い分ける
複数選択の場合に使用する
値を単一選択させたい場合はSingleComboBoxを使用してください。
選択肢が6個以上の場合に使用する
一般的に人は4±1個の情報のまとまりまでしか短期的に記憶できないと言われています。選択肢が5個以下であれば、初期状態で選択肢が一覧できるCheckBoxを使用してください。 ただし、CheckBoxを配置する十分なスペースがない場合は、MultiComboBoxの使用を検討します。
選択肢の数が6個以上で、ユーザーにテキスト入力で値を追加させたり、値を絞り込んで選択させたい場合はMultiComboBoxを使用します。
入力補助のヒントメッセージとしてプレースホルダを使用しない
MultiComboBoxで入力補助のヒントメッセージを表示したい場合はdropdownHelpMessage
やFormControlのhelpMessage
を使用し、プレースホルダ(placeholder
)は使用しないでください。プレースホルダを使用した場合、テキスト入力するとプレースホルダの内容が確認できなくなるため、入力補助として成立しないためです。
dropdownHelpMessage
はドロップダウンパネルを表示したときのみ表示されるため、ヒントメッセージを常に表示したい場合は、FormControlのhelpMessage
を使用してください。
状態
無効(disabled)
入力および選択操作ができない状態を表現したスタイルです。
MultiComboBoxにdisabled
を適用すると、テキスト入力不可になりドロップダウンパネルも表示されないため、ユーザーが選択肢を確認できなくなる点に注意してください。
ユーザーはなぜ無効になっているのかわからないことがあります。権限による表示制御のデザインパターンを参考にして、そもそも無効ではなくフォーム自体を非表示にしたり、無効状態の理由を付近に表示することを検討してください。
選択肢にない値の追加
入力された値がリストにない場合、追加して選択できる状態を表現したスタイルです。
ユーザーがその場で選択肢を追加できるようにしたい場合は、MultiComboBoxにcreatable
を適用してコールバック関数onAdd
を適切に実装してください。
Props
MultiComboBox props
選択可能なアイテムのリスト
input 要素の name
属性の値
input 要素の disabled
属性の値
input 要素の required
属性の値
コンポーネント内の一番外側の要素に適用するクラス名
true
のとき、コンポーネントの外枠が DANGER
カラーになる
true
のとき、 items
内に存在しないアイテムを新しく追加できるようになる
input 要素の placeholder
属性の値
true
のとき、ドロップダウンリスト内にローダーを表示する
input 要素の width
スタイルに適用する値
ドロップダウンリスト内に表示するヘルプメッセージ
ドロップダウンリストの width
スタイルに適用する値
input 要素の value
が変わった時に発火するコールバック関数
items
内に存在しないアイテムが追加されたときに発火するコールバック関数
アイテムが選択された時に発火するコールバック関数
input 要素の value
が変わった時に発火するコールバック関数
@deprecated onChange
は非推奨なため、 代わりに onChangeInput
を使用してください。
選択されているアイテムのリスト
選択されているアイテムのラベルを省略表示するかどうか
テキストボックスの value
属性の値。
onChangeInput
と併せて設定することで、テキストボックスの挙動が制御可能になる。
選択されているアイテムの削除ボタンがクリックされた時に発火するコールバック関数
選択されているアイテムのリストが変わった時に発火するコールバック関数
コンポーネントがフォーカスされたときに発火するコールバック関数
コンポーネントからフォーカスが外れた時に発火するコールバック関数
コンポーネント内のテキストを変更する関数/
アイテムが選択されたときに選択済みかどうかを判定するコールバック関数/