UIレビュー
UIレビューは、プロダクトデザインの具体的な表層部分に対して行なわれるレビューです。担当デザイナーが用意した画面レイアウトに対し、レビュアーが(Figmaのコメント機能などを使って)非同期でレビューを行ないます。
なお、ここでの「担当デザイナー」は、プロダクトのデザインを主導した人物を指します。組織において「デザイナー」の肩書を持つ人物に限りません。
目的
- UIデザイン使用性チェックリストの#6-#18、#21をチェックし、プロダクトデザインの品質を向上させること
対象
- 新規開発アプリ
- 中〜大規模なfeature開発
実施するタイミング
- 新規開発アプリ・大規模なfeature開発の場合、情報設計レビュー(フィードバックに対する修正を含む)が終わった後
- 中規模なfeature開発の場合、担当デザイナーの希望する任意のタイミング
ゴール
- レビュアーからの指摘が得られていること
- チェックリストに則っていない場合は、判断した経緯などを回答することを期待するなど、指摘に対して一往復のコミュニケーションがされていることが望ましい
参加者
- 担当デザイナー
- レビュアー(1名)
レビュアーはランダムでアサインされます。
用意するもの
- 画面レイアウト(Figma)
- 非同期でレビューできるように各画面のframeの位置や順序、名前などが整理されていることが望ましい
実施方法
- 担当デザイナーから、レビュアーに対しレビューを依頼する
(プロダクトの機能概要や、画面レイアウトのFigmaのURLなどを添える) - レビュアーはFigmaのコメント機能などを使い、画面レイアウトに対してフィードバックを行なう
期待されるフィードバック
- フィードバックは主観に基づいたもので構わないが、使用性チェックリストに紐づくものであることが望ましい
- 後日、集計しやすいようにコメントを書く
- チェックリストに紐づいている場合、チェックリストの番号を添える
- コメントだけを見ても、指摘の対象や内容がある程度わかるように書く
- 良い例:「このボタンはPrimaryよりSecondaryの方がよくないですか?〜(そう考えた理由が続く)〜」
- 悪い例:「これちょっとおかしくないですか?」