入力する内容や、操作がラベルとして表示されている

概要

この基準では、ウェブページ上のフォームや操作に明確なラベルを提供していることを確認してください。これにより、ユーザーが何を入力すべきか、どのボタンを押すべきかなどを簡単に理解できるようになります。

メリット

  1. すべてのユーザー: 明確なラベルがあると、フォームの各フィールドに何を入力するべきか、各ボタンが何をするのかがすぐにわかります。
  2. 認知障害のあるユーザー: ラベルが明確だと、フォームを使うときに混乱が少なくなり、正確に情報を入力できます。

達成方法

  1. ボタンやアクションに可視のラベルを設定する:
    • ユーザーの操作が必要なフォームやボタンには、操作や役割を説明するラベルをつけることで、ユーザーが何をすべきか、どのフォームを操作する必要があるかわかりやすくなります。
    • プレースホルダーによるラベルの提供は推奨されません。入力を開始するとラベルが見えなくなるためです。スペースの制約がある場合は SearchInput コンポーネントの利用を検討してください。

テスト方法

  1. ラベルの視覚的確認:
    • フォームを目で見て、各フィールドに明確なラベルがついているかを確認します。ラベルは、そのフィールドに何を入力するべきかを明確に示します。

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