空白文字を用いてレイアウトをしていない

概要

この基準では、スペースやタブ、改行などの空白文字を使ってページのレイアウト(要素の配置や間隔調整)を行なっていないことを確認してください。レイアウトを制御するときはCSSを利用してください。

メリット

  1. 視覚障害のあるユーザー: スクリーンリーダーは空白文字に基づくレイアウトを正しく解釈できません。CSSを使ったレイアウトは情報を適切に伝える助けとなります。
  2. すべてのユーザー: 空白文字を使わず、CSSでレイアウトすることで、さまざまなデバイスや画面サイズに対応できます。

悪い例

  1. テキストの配置にスペースを使用:
    • 例: テキストを右寄せにするために、行の前に多数のスペースを挿入する。
  2. 項目の間隔に改行を使用:
    • 例: リストの各項目の間に複数の改行を挿入して間隔を空ける。

達成方法

  1. CSSを用いたレイアウトの実装:
    • margin, padding, text-align, line-height などのCSSプロパティを使用して、要素の配置や間隔、位置を制御します。
  2. 適切なHTMLマークアップの使用:
    • <br> 要素を行間隔の調整に使わないなど、HTML要素を意味に沿って使用し、レイアウトはCSSで制御します。

テスト方法

  1. コードのレビュー:
    • HTMLとCSSのコードを確認し、空白文字を使用せず、CSSでレイアウトが制御されているかをチェックします。

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