印刷ガイドライン

色は「SmartHRらしさ」を伝える大事な要素です。
SmartHR Blueを一定に保つことで、ブランド品質の安定につながります。
印刷物をつくる際の色の基準として「SmartHR Blue カラーチップ」(以下「カラーチップ」)を使用してください。

SmartHR Blue カラーチップ Version1.0

概要

カラーチップは、SmartHR Blueの色を指定・確認するためのツールです。
デザイン制作者がイメージしている色を関係者に伝える際、データ上の数値だけで色を指定してしまうと、それぞれが使用しているモニターや出力環境の違いで、同じ数値でも目に見える色に差が生まれてしまいます。
そのため特に印刷物の色を指定する際は、データ上の数値だけでなくカラーチップを使って指定するのが確実です。

特色印刷、4色印刷どちらの場合でも、SmartHR Blueの色を指定・確認する際にはカラーチップの色を基準とします。ただしインクの練り具合、用紙の違い、温度や湿度などさまざまな要因により、厳密に全く同じ色にすることは難しいという前提で使用してください。

仕様

7種類の紙(合計18枚)が、透明ファイル+遮光性のある銀色の封筒に入っています。

カラーチップと銀色の封筒を並べたセットの様子

紙の内訳

クリアファイルの上から順に、下記の7種類の用紙が入っています。

基準の紙

①コート紙(加工なし)の画像。適度に光沢があり、発色がよい

①コート紙(加工なし) 6枚
色合わせや色校確認の際は、実際に印刷する加工や用紙に関係なく、「①コート紙(加工なし)」のカラーチップを使ってください。

参考の紙

基準となる①コート紙(加工なし)以外に6種類の紙があります。色のブレ幅の参考として利用してください。

②コート紙(ニス加工)の画像。①よりもやや光沢感が強く、ごくわずかに黄味がかっている

②コート紙(ニス加工) 2枚

③コート紙(グロスPP加工)の画像。①より大幅に光沢感があり平滑で発色感がある

③コート紙(グロスPP加工) 2枚

④コート紙(マットPP加工)の画像。①よりややマットな質感で、ごくわずかに黄味がかっている

④コート紙(マットPP加工) 2枚 

⑤マットコート紙の画像。①より全体がマットで質感を持っており、インク面のみうっすら光沢がある

⑤マットコート紙 2枚

⑥上質紙の画像。①より全体にマットで沈んだような発色。ノートのような紙質

⑥上質紙 2枚

⑦クラフト紙の画像。ダンボールの表面のような茶色で、インクは沈んで発色は悪い

⑦クラフト紙 2枚

注意事項

  • 紫外線による退色防止のため銀色の封筒に入れて保管してください。
  • 紙本体には用紙の情報は記載されていません。紙の順番を変える際や1枚だけ取り出す際などは、紙の種類を間違えないようにご注意ください。(裏面にメモを書いたり、付箋で分けるなど各自での工夫をお願いします。 )

図柄

図柄についての画像。色ベタ、区切り線、ロゴ、欧文、文字組み太、文字組み細、線、アミ、スペック表示、注意書き

図柄は参考情報です。サイズ感や見え方などの参考にしてください。

活用シーン例

社内外に共有し、色の認識を揃える

  • 常に共通のカラーチップを参照することで、社内外を問わず、関係者間で色の認識を揃えることができます。

  • 印刷データを入稿する際に、カラーチップを色見本として添付することで目指す色を正確に印刷会社に伝えることができます。

  • カラーチップの一部を切り取って共有できます。

    カラーチップの一部を切り取っている画像。カラーチップを手に取りハサミでカットしている

色校正の確認をする際に使用する

  • 色校正を確認する際に、カラーチップと比較しながら色合いを検証できます。

    カラーチップと印刷物を比較している画像。比較したい印刷物の上にカラーチップを乗せて、色味を見比べている

配布方法

ブランドコミュニケーション本部で在庫を保管しています。使用したい場合は下記お問い合わせ先からお知らせください。

フィードバック先

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